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《原画/一点物》

苦しくなれと願って叶って滑稽

苦しくなれと願って叶って滑稽

No.14
第3章:象徴主義と表現主義
通常価格 ¥500,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥500,000 JPY
セール 売約済み
税込。 配送料はチェックアウト時に計算されます。

※一度のお会計につき、ご購入いただけるのは1点までとなります。
あらかじめご了承ください。

  • 作品名: 苦しくなれと願って叶って滑稽
  • 使用画材: アクリル絵具
  • キャンバス: パネル(縦)
  • 作品サイズ: F20号(727×606mm)
  • 制作日: 2026年02月20日
  • 納品時期: 個展終了後(11/22)から1ヶ月前後
  • 特記事項:

    ※照明によって色味が異なることがあります。

    ※額装品のため、作品のみでの販売は致しかねます。

  • アーティストの直筆サインあり
    この作品を購入した方へのプレゼント

  • 額装あり (アーティスト自らが選んだ額装をしてお送りします。額装を選ぶことはできません。)

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苦しくなれと願って叶って滑稽

No.14 

第3章:象徴主義と表現主義

-キルヒナーに着想を得て-

模写1:「ベルリンの街路」1913年

模写2:「兵士としての自画像」1915年

「苦しくなれ」と願った相手は、他人ではなく自分自身。

自分を責め、自分を罰し、苦しむことを望み続けた結果、その願いが本当に叶ってしまう。
そんな自己破壊的な感情の矛盾と、その姿の滑稽さを、ひまわりというモチーフに託して表現した作品です。

本来、太陽に向かって咲くひまわりは、希望や生命力の象徴。
しかしこの作品では、その意味を反転させています。

手に握られたひまわりは、自分自身へ向けた刃。
頭に咲くひまわりは、自責の念に支配されていく心を象徴しています。

キルヒナーの描く人物の歪みや、尖った線、木版画を思わせる荒々しい表現から着想を得て、ひまわりそのものを「凶器」のように変形させています。

さらに、中央に描かれた人物には自分自身を重ね、痛々しい状況でありながら、どこか「そこまで自分を追い詰めなくてもいいのに」という滑稽さが残るように描いています。

色彩も、キルヒナーの限定された色使いにならい、黄土色・黄色・白・黒の4色に絞っています。
強烈な赤や青を使わないことで、むしろ画面の異様さと乾いた緊張感を際立たせています。

この作品が描いているのは、単純な「苦しみ」ではありません。

「自分を傷つけようとしている自分を、少し離れたところから見たら、そこには悲しさと同時に、どこか滑稽な人間の姿がある。」

そんな、人間の矛盾を描いています。

そして最後に残るのは、憎しみではなく、自分自身を追い詰めてしまう人間への哀しさと可笑しさ。

ひまわりプロジェクトの中でも、かなり異質で、強烈な一作です。

Video Icon この作品についてもっと深く知ることができる制作ストーリー動画はコチラ